賃貸物件を探すときの条件として、お風呂の追い炊き機能が欲しいという方もいらっしゃると思います。
お風呂に入る人数が多い場合や、お湯を入れてからなかなかお風呂に入ることができないときに、追い焚きができると便利です。
そこで今回は、追い焚き機能の種類とガス代の相場、後付けする方法についてご紹介します。
賃貸物件で使える追い焚き機能の種類
追い焚き機能は「循環釜直結方式」という方法でおこなわれ、ポンプ循環式と自然循環式の2種類があります。
まず、浴槽内に2つある穴の下の口から浴槽のお湯を吸い込んで、風呂釜の中で温めて上の口から吐き出すのが、自然循環式です。
1つの穴だけで浴槽のお湯を吸い込んで、給湯器内で温めてポンプで浴槽内にお湯を排出するのがポンプ循環式です。
また、オール電化住宅の場合は追い焚き機能がないのが一般的でしたが、近年はエコキュートなどの電気給湯器でも追い焚きができます。
賃貸物件で追い焚き機能を使う際のガス代
都市ガスを利用した給湯器で追い焚きをすると、ガス代と水道代がいくらかかるのか計算してみましょう。
温度が35.5℃に下がった160リットルのお湯を40℃に温める場合、自然循環式では、ガス代が約7.39円、水道代は0円となります。
お風呂のお湯を新しく入れ替える場合は、ガス代約46.30円、水道代約32円がかかります。
また、高温足し湯をする場合は、ガス代約17.54円、水道代約7.2円が必要です。
つまり、追い焚きは計7.39円、入れ替えは計78.30円、足し湯は計24.74円なので、追い焚きが最も低コストです。
賃貸物件で追い焚き機能を後付けする方法
追い焚き機能がないお風呂に、後付けをすることは可能です。
給湯機を交換する場合は15~25万円程度、配管工事なども必要な場合は20~60万円程度の費用がかかります。
ただし、賃貸物件では無断で給湯器の交換をおこなうと、トラブルに発展する可能性があるので注意が必要です。
後付けを希望する場合は、まず大家さんや管理会社に相談をして許可を得てから実施しましょう。
もしくは、給湯器の交換や配管の工事が不要なので賃貸物件でも簡単に設置できる「簡易追い焚き機」という機器もあります。
浴槽の中に機械を入れてお湯を温めるものや、電子レンジで保温機を温めて浴槽に入れて温度を維持するものが代表的です。
原状回復に差し支えない方法なので、気軽に試せます。
まとめ
賃貸物件でお風呂についている追い焚き機能の種類とガス代の相場などについてご紹介しました。
お湯を入れ替える、足し湯をする、追い焚きをする、3つの方法で最も節約になるのが追い焚きです。
また、大がかりな工事などをせず簡易的な追い焚きができるアイテムもあるので、試しに使ってみるのも良いでしょう。
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