賃貸物件を探していて「ゼロゼロ物件」という言葉を目にしたことはないでしょうか。
ここでいう「ゼロ」とは何がゼロなのか、気になるところです。
そこで今回は賃貸物件でのゼロゼロ物件とはどのような物件か、またゼロゼロ物件を選んだ場合のメリットと注意点について解説します。
賃貸物件のゼロゼロ物件とは?
賃貸物件を借りるとき、敷金と礼金を払うのが一般的です。
敷金は物件を借りる際の保証料のような役割で、礼金は物件の所有者である大家さんに支払う謝礼のようなものです。
これらの敷金と礼金が不要な物件をゼロゼロ物件といいます。
敷金と礼金がないため、引っ越しの初期費用が少なくて済むのが特徴です。
賃貸物件でゼロゼロ物件を選ぶメリット
敷金と礼金のある物件に引っ越す場合、初期費用として家賃の6〜7か月分のお金が必要です。
しかしゼロゼロ物件の場合、必要な初期費用は家賃の2〜3か月分となり、費用の負担が軽減されます。
そのため貯金が少なくても引っ越しが可能であること、少し家賃の高いワンランク上の物件を選ぶことが可能な点もメリットです。
初期費用で浮いた分を、新生活のスタートに必要な家電や家具の購入にあてられるのも良い点でしょう。
賃貸物件でゼロゼロ物件を借りる場合の注意点
ゼロゼロ物件では敷金と礼金は不要ですが、それで初期費用がなくなるわけではありません。
前家賃、火災保険料、仲介手数料などは必要なため、前述のとおり家賃の2〜3か月分は初期費用として必要です。
敷金と礼金をゼロにしている分を家賃に上乗せし、家賃が高めになっている物件もあります。
周辺の物件の家賃相場を確認して、家賃が高すぎないかどうか確認しておきましょう。
また、ゼロゼロ物件の場合、敷金と礼金のある物件にはない条件が設定されていることがあります。
代表的な条件としてあげられるのが、短期間で退去した場合に違約金を請求される、高い退去費用を支払う必要があるなどです。
ゼロゼロ物件を借りる場合は、賃貸借契約書に違約金や退去費用について詳細に記載されているかしっかり確認しましょう。
通常、賃貸物件から退去する場合は1か月前に予告すれば良いことになっていますが、ゼロゼロ物件の場合は解約予告期間を2か月としていることがあります。
そのためタイミングによって、現在の家賃と新しい部屋の家賃の両方を払わなくてはならない可能性が出てきます。
解約予告期間についても賃貸借契約書の記載を確認しておきましょう。
まとめ
ゼロゼロ物件は少ない初期費用で引っ越しが可能な点が大きなメリットです。
しかし、しっかり条件を確認しないと退去時に思わぬ出費が発生し、お得にならないこともあります。
ゼロゼロ物件を検討する際は家賃や条件をきちんとチェックしたうえで物件を選びましょう。
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