賃貸物件の場合、建物の構造によっては壁が薄く隣室の音に悩まされてしまいます。
引っ越したあとになって騒音トラブルに巻き込まれないためにも、事前に壁の薄い物件の見分け方や対策法を知っておきましょう。
今回は、そもそも賃貸物件で壁の薄い部屋とはどのような物件か、内見時のチェックポイントや騒音対策を解説します。
賃貸物件で壁の薄い部屋とはどんな物件?
一般的に、木造は壁の薄い部屋の造りになっているケースが多く、遮音性が低く、音が気になりやすい傾向があります。
鉄筋コンクリート造などのマンションでは、骨組みに鉄筋を使用して壁などにはコンクリートを流し込んでいるため遮音性が高く、騒音トラブルはあまりありません。
さらに木造の建物の場合、壁に石膏ボードが使用されていたり、壁の厚さが100mm程度しかなかったりもします。
とくに石膏ボードの壁と壁の間が空洞になっていると、さらに遮音性は低くなるでしょう。
しかし、音の問題は壁の構造だけが原因ではありません。
部屋と部屋の配置によっても、音の響き方は変わってきます。
生活空間が隣接していると音が気になりやすくなるため、隣の部屋の生活音が聞こえないようにするなら角部屋を選ぶべきです。
賃貸物件の壁が薄いかを確認するための内見時のチェックポイント
内見時、隣室に人がいない状態だと、生活音がどのくらい聞こえるかがわかりません。
そこで、壁の厚さをチェックする方法として、まず部屋の真ん中で手を叩いてみましょう。
部屋のなかで音が反響しない場合、音が外にもれている状態です。
また、壁をコンコンと叩き、どのような音がするかも判断材料になります。
軽い音や高い音がする場合、壁と壁の間が空洞になっている可能性が高くなります。
また、隣室との玄関ドアの距離が近いと、壁が薄い危険性が大です。
賃貸物件で壁が薄い場合の対策法とは
気になる音は隣室だけからくるとは限らず、車や電車の音など家の外が原因の場合もあります。
外の音を防ぐのであれば、カーテンを防音カーテンにするか、窓に断熱シートなどを貼ると良いです。
また、外部からの音だけでなく、自身の部屋から出る音によって隣人トラブルに発展するケースもあります。
自分の部屋の音は床に防音マットを敷く、壁に防音シートを貼るなどで対策が可能です。
くわえて、本棚などの家具を壁際に配置するのも効果的です。
自分の部屋から出る音への対策は、結果的に隣人から出る気になる音への対策にもなります。
まとめ
木造のアパートを借りる場合、間取り図で部屋の配置を確認し、内見時には音の響き方をチェックしましょう。
しかし、実際に住んでみると思った以上に音が気になるケースがあります。
家具の配置や防音シートの利用などでの対策も可能なので、まずは実践してみてください。
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